では、100株が一番「割りがいい」A社の優待制度があったとしてどのように買えばいいでしょうか。
証券会社Aで、D社の株を100株
証券会社Bで、D社の株を100株
証券会社Cで、D社の株を100株
このD社の株主優待、いっぱい欲しいし、なんとかないの?
同じ証券会社じゃダメそうだけど・・・・
もしかして証券会社を分けて買えば、3つ貰える!?
残念ながら、そんな上手い話はありません。
別々の証券会社で購入をした場合でも、名義ごとに名寄せされてしまいますので、
この場合はD社の株を300株持っているという扱いになり、
例えば前記したパターン③の例でいくと、100株分の優待しかもらえないことになります。
保有株が300株でステップアップする優待制度の会社であれば、
合計で300株保有している扱いになりますのでそれに該当します。
では、1人1名義分しかもらえないなら、何かより効果的に優待を取得するよい方法はないでしょうか?
結 論
単純に株を購入する「名義」の数を増やせばいいわけです!
だからといって、証券会社開設には、本人確認書類も必要ですし、偽名で名義を増やすわけには行きません・・・。
違法行為になりますので絶対にやってはいけません。
ではどうしたらいいか・・・
「家族」にお願いして証券会社で口座を開設してもらえばいいんです!!!
例えば株を買ってくれる、家族が5人いたら5倍の優待を取得できるチャンスがあるという事です♪
株を購入する証券会社はみんな同じ会社を利用しても、別々の会社を利用してもいいです。
どこで購入しても問題はありません。
ただ、同じ証券会社でやると、証券会社のキャンペーンでお友達(ご家族)の紹介キャンペーンを
している事があり、単純にキャッシュバックがあったり、中には一定期間売買手数料がお得になるような
キャンペーンがある場合があります。
紹介された方だけでなく、紹介した方もメリットを受けられる事も多い為、まずは同じ証券会社ではじめる
というのがお得かもしれません。
また、株式の売買画面は当たり前といえば当たり前ですが、各社異なるので使い方等を教えてあげるという点でも、
はじめは同じ証券会社がおすすめかもしれません。
各社画面だけでなく、名称が違う場合もあります。
例えば株主優待のクロス取引で出てくる「品受(け)」「品渡(し)」「現引(き)」「現渡(し)」的なのもそうです。
「品受」=「現引」
「品渡」=「現渡」
となります。
こんなのも、証券会社が違うと相違点としてあったりしますので、別の証券会社でやる際はご注意下さい。
名義だけ作ってもらってご自身が売買をやると言うのは原則的には駄目という事になります。
家族に優待取りのやり方を説明して一緒に優待ライフを楽しむのがよいかなと思います!!
また後ほど説明しますが、未成年口座などの親権者になっている場合はお子様の口座で取引することは問題ありません。
ただ、原則的に、「自分の資金を使って取引をする」必要がありますのでお子様の口座の資金は本来、
お子様の所有資金である必要があるかと思います。
小額なら問題になることも少ないと思いますが、まとまった額になると、贈与とかの問題も関係してきますので、
ご興味がある方は、税理士の先生や税務署等で下調べの上されることをオススメします。