株主優待(かぶぬしゆうたい)という言葉を、皆さんはいままで聞いたことはありますか?
株をやっている方であれば一度は聞いた事があるのではないでしょうか。
会社が一定数以上の自社の株を、各社が指定している【権利確定日】に保有していた株主に提供される
“優待=プレゼントや特典“のことを言います。
優待の内容も、自社の割引券や金券であったり、一般的な商品券や、ギフトカードであったり、
図書カード、オリジナルグッツ、グルメ、カタログギフトなど特典の内容は様々です。
株主優待で貰えるその優待品の価値を、お金に換算し、投資した金額で計算をすると10%を超える、
驚くような高利率の利回りになることもあります。
今の銀行の定期預金では考えられないような利回りです。
この制度を設けるかどうかについては、義務はありませんので導入する会社もあれば、導入しない会社もあります。
また、所有している株数に応じて、もらえる優待内容の優遇に差が出ることが多いのも特徴です。
(株数に関わらず一律のところも有)
例えばA社の株を100株保有している場合と、同じA社の株を1,000株保有している場合では、
特典の内容に違いがあったり、もらえる量に違いがあったりします。
よりたくさん自社株を持ってくれている株主に対して、より多くの“優遇“を行うというわけです。
でも、企業側からしたら、身銭を削って株主に還元するわけですから、やらないほうがいいのでは?
とも思われるかもしれません
企業側にとって余計な支出が発生する代わりに、優待を導入するメリットを考えて見ましょう
◆優待により自社の製品や、サービスに実際に触れ合って
もらうことで認知度を高める(ピーアールする)事が出来る。
◆優待導入で個人株主からの注目を高め個人株主の増加期待
(安定した個人株主を増やしたい)
◆株価対策。本来なら株を買ってくれなかった個人投資家が、
株を購入してくれることで自社株の価値を高めることが出来ます。
◆来客、来店、サービスの利用者増加など売上の増加が見込める。
認知してもらうことで今後につながり、宣伝活動になる。
◆株主優待を提供する際に同封されるアンケート等で消費者の動向
を知ることができ、マーケティングとしての役割を担える。
などなど、企業側も支出に対してメリットを受けられるわけです。
株主優待は企業の「宣伝活動」とも言えるでしょう。
また配当金には、決められた税金が課税されますが、株主優待には課税されません。
それも株主にとって大きな魅力の1つと言えるのではないでしょうか。
しかし、株主優待をオークションや金券屋で換金した時は、厳密には所得扱いとなるので、
一定の額以上は課税対象になります。
今や株主優待はとても人気で、それ目当てに株を購入する人がいるくらいなのです。
株を買う際に検討する要素として、成長性、業種、株価など色々なポイントが考えられますが、
株主優待があることも大きなポイントといえるでしょう。
この、消費者と企業と互いにメリットがある、株主優待のすばらしさをより多くの人に知って欲しいなと私は思います。
ちなみに諸外国ではほとんど行われていないそうで、日本ならではの制度といえるかもしれません。
“お得“に弱い日本人に向いているのかもしれませんね。
このブログは、そんな株主優待を、ほぼノーリスクでGETしちゃおう!という裏技をご紹介していきます。
ちなみに・・・、
ノーリスク(ただ取り)=出費0ではありません。
何か物を販売するのと一緒で、「仕入れ」、「売上」、「利益」があるということです。
いわばこれは、ビジネスと考えてください。
まず、絶対売れるであろうという金額(売上)と仕入れを比較して、
売上 > 仕入れ であれば、必ず「利益」は残るわけです。
自分が得た対価(グルメ・化粧品などの現物など) > 仕入れ でも、金銭としては残らないかもしれませんが、
その得た対価に価値を感じるなら、相応の得をしたことになります。
事前に、利益が残ることが計算の上予想され、ほぼそれが確実という事が分かっていれば、これほどリスクが少なく、
面白い副業はないのではないでしょうか。
利益率でいうと、私は最低でも
「利益」が、0.5%の利回りにならない銘柄は、対象としません。
例えば、100万円に対して5,000円相当の利子がつくイメージです。
たった0.5%と思ったかもしれません。ちなみにこれは、年利ではなく、月利です。
現在の日本では、年利0.5%でも、そうそうお目にかかれるものではないですよね。
それをたった1ヶ月保有するだけで、もらえてしまうわけですから定期預金が非常に馬鹿らしく感じてしまいますね。
中にはたった1週間程度の資金拘束でこの0.5%以上の利回りを達成することも少なくありません。
手元に寝かせていたお金や、低金利の定期預金のお金を回転させて年利2%~3%の利回りを目指すことが出来るわけです。
ここまで読んでくると、早く売り買いの方法を知りたい!!
と思われるでしょうけれど、まずは基本的な基礎知識からおさえていくことにしましょう。
細かいことをきちんと理解することで、より有効的に株主優待を得ることが出来るからです。